世界の自動車メーカー

高級スポーツカーのメーカーであるFerrariをはじめ、5社の自動車メーカーが、音楽プレイヤーiPodとカーステレオを接続するためのキットを販売することを発表しました。FerrariでさえもApple ComputerのiPodブームに乗っかったことになります。
これはAppleが、Macworld Expoにおいて発表したものです。最初に発表したのはMercedes-Benz USAとVolvoの2社で、米国市場向けにキットを提供する計画だと明らかにしました。複数の車種で利用できるiPodダプタを販売する予定だそうです。
これらのアダプタを利用して何が出来るかというと、ハンドルに内蔵されたコントローラを使うことによってiPodに保存されている音楽を聴くことができるようになります。

自動車メーカーの取り組み

各自動車メーカーは自動車の材料には、どういった取り組みや課題を上げているのか、自動車用材料は地球環境問題など、エコドライブなど、ユーザーが出来ること、低燃費車などの性能などもさることながら、自動車メーカーではどのような課題がクローズアップされてきているのでしょうか?
自動車メーカーが一番取り組みが進んでいるのは、部品の共通化によるコスト削減です。作成費用が安くなれば当然のことながら環境負荷にも優しくなります。また設計のやり方が従来のままでよいということはありません。それまで5年かかって1台の新車を設計していたものを、現在は3年位に短縮されています。
またリサイクル(解体し易く、同じ材料を使用することでサイクル費用が安くて済むように設計をする)できる設計に力を入れているのが重要なポイントです。更にいかにして重量を軽量化していくのかということです。これは設計と密接な関係があって絶えず研究がなされています。

ホンダの取り組み

ホンダでは、2003年、欧州において自社製2.2R4気筒「i-CTDi」ディーゼルエンジン搭載のアコードを発売以来、FR-V(日本名:エディックス)、CR-V、シビックにも搭載しています。CR-VにはDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)搭載車も発売しました。
ホンダでは、クリーン性能をさらに高めた4気筒の新世代ディーゼルエンジンを開発しました。今後2年以内に北米で搭載車を発売する予定で、日本での発売も検討していきます。
ホンダのこの新世代ディーゼルエンジンは、排出ガス中のNOx(窒素酸化物)を吸着してアンモニアに転化する層と、触媒内で転化したアンモニアを吸着して排出ガス中のNOxを窒素(N2)に浄化する層の2層構造を持つ世界初の画期的システムを採用し、ガソリン車と同等のNOx排出レベルが要求される、米国の排出ガス規制「Tier II Bin 5」排出ガスレベル(社内値)を達成しています。ホンダのディーゼルエンジンは、原理的に熱効率を高められることから燃費の向上に効果的な技術です。